第15章 Coke scene1
人生で初めて男を誘惑…
面白いほどこの人達ノってくれる。
俺は心のなかでニヤリと笑った。
こんなに思い通り行くのが楽しいなんて…
俺は首をかしげて、相葉さんの頬にキスをすると、首筋に顔をうずめた。
そこに小さなキスマークを一個付けた。
「あっ…かず、お前…」
ぐいっと後ろに引っ張られたかと思うと、翔さんの腕の中にいた。
「ニノ、俺もつけて?」
俺は翔さんの頬にキスをすると、同じように首筋にキスマークをつけた。
小さいから目立たない。
それに衣装で隠れる位置につけたから大丈夫だろう。
「翔さん…」
「うん…?」
「舐めて…あげる」
「えっ!?」
どこを、とは言わなくてもわかってるはずなのに。
真っ赤になった翔さんは動かない。
そうこうしてると、相葉さんがウエットティッシュを翔さんに手渡した。
「ほら、やってもらいなよ、翔ちゃん。すごいよ、かず…」
そういって、にやっと笑った。
翔さんは素直にそれを受け取り、きれいに股間を拭き取った。
終わったら、切ない顔で俺を見た。
「ニノ…」
そう言って、俺の頬にキスをした。