第15章 Coke scene1
「俺のこと、好きなら…そんちょぉしてよっ…」
そんなに元気なら再開していいよねって、相葉さんに言われて。
俺はまた、ふたりにいいようにされてた。
相葉さんが俺の乳首を舐めてて、翔さんが俺の唇を舐めてて。
翔さんの唇と、快感の合間に抗議するしかなくって。
「ニノ…だから気持ちよくするからね」
「そぉいうことじゃっ…あぁっ…」
「俺らと一緒に気持ちよくなろうな…?」
優しい目で、優しく言う。
翔さん…
こんなに間近で顔を見たことがなかった。
ぷっくらとした唇の色が、いつもより鮮やかで。
上気した頬は、ちょっと少年っぽくて。
でも髪の合間から見える目は、オスの目をしてて。
こんな目が俺に向けられる日がくるなんて…
乳首を舐めていた相葉さんが、だんだん下に下がっていく。
空いた乳首を、今度は翔さんが手で弄ぶ。
相葉さんはお腹にキスしながら、俺をまた口に含む。
「あぁぁ…」
もうあんまり身体に力が入らない。
ひたすら二人がくれる快感に身を委ねるしかない。
翔さんが俺の目をじっと覗き込む。
その目に惹き込まれる。
切ない目だった。
「ニノ…好きだよ」
そう言って、翔さんは真剣なキスを落としてきた。