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カラフルⅠ【気象系BL小説】

第14章 ショコラscene1


果てたのに、まだ俺は雅紀の中で固いままで。


そのまま、また雅紀を貫いた。


「あーっ、ダメッ、しょうちゃっ…」


逃げようとするのを捕まえて、抜けるのも構わず、今度は仰向けにする。


汗を雅紀に落としながら、再び雅紀の中に入る。


まだ冷たいままの雅紀の肌をどうにか熱くしたい。


中は焼けるように熱いのに。


雅紀の顔をみながら、中を進む。


雅紀は俺の顔に手を伸ばしてきた。


汗を指で拭う。


涙を流しながら顔を寄せてきて、俺の顔の汗を口に含ませる。


「雅紀…?」


「おいしい…」


そのままぎゅっと首を抱かれ、前のめりに倒れた。


雅紀の肩に顔を埋める。


「好き…翔ちゃん…」


髪を撫でられ、耳元でささやかれる言葉に俺はうっとりした。


「好きだよ…雅紀…」


俺も雅紀の腰を抱いて囁いた。


雅紀の中は熱くてうねって。


初めて受け入れるのが俺で。


とても嬉しかった。


純粋に嬉しかった。


「雅紀…」


名前を呼ぶと、きゅっと締まる。


我慢ができなくなって、起き上がって雅紀に腰を打ち付け始める。


「あぁっ…しょうちゃ…」


俺の首に手を回して、雅紀は喘ぐ。


顔がよく見える。


快感に打ち震えた表情は、今までみたこともない顔で。


とても色っぽくて、それを見てるだけでイキそうだ。

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