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カラフルⅠ【気象系BL小説】

第14章 ショコラscene1


やっぱり幽霊もお人好しが好きみたいで。


嵐になってからしかしらないが、度々雅紀にはこういうことがあって。


東京に戻ってから、いつも除霊をお願いしている先生に連絡をとってアポを取り付けた。


雅紀が自分でやるとかいうが、心配だから俺がいつも予約して、いける限りは付き添っている。


好奇心があるのも否めないけど。


一回、先生に雅紀と大野さんの違いを聞いてみたんだけど、やっぱりそれは、霊感の程度だってことで。


大野さんは霊感が強いからしょっちゅうみる。


だからもう慣れちゃってる。


雅紀は多少しかないから、いつまでたっても慣れない。


おまけにお人よしだから、集まってきちゃうんだって。


やっぱり雅紀の性格的なものが大きいみたいで。


だから先生のところも集まりやすい場所だから、念のため付き添っている。


俺がいくことで雅紀が安心するし、びびらないから脅かしに寄ってこないからだ。



行きの車で、雅紀はぐったりとしていた。


大阪から帰ってきて一週間が経った。


なのにまだ疲れがあるのか?
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