第13章 マロンscene1
目の前にある和也のモノは、雫を垂れ流して、俺が舐めとるのを待っている。
舌先で、その雫だけ舐めとる。
チロチロと弄ぶ。
「潤っ…も、だめだよ…我慢できない…」
「どうして欲しいの?」
「え…」
「俺にどうして欲しいか言って?」
「ほしい…」
「何を?」
その間も、後ろの口への刺激は続ける。
「っ…そんな…」
「具体的に言わないと、やらないよ?」
「やっ…やだぁ…」
拒否権なんかないのに。
「ほら…言えよ…」
だんだん、中に入れている指の動きを激しくする。
「ここに、欲しいんだろ?」
涙目で、頷く。
「言えよ、ホラ」
「……ち…」
「え?」
「潤のっ…おちんちん頂戴っ…」
一気にいって、泣きだした。
後から後から溢れ出てくる涙に満足した。
「いい子だね、和也」
そういって、ソファに四つん這いにさせた。
一気に和也を貫く。
今日はもうコンドームなんてつけてやらない。
ずぶりと挿すと、背中が反り返る。
「あぁぁっ…潤っ…」
「かずっ…あぁっ…」
和也の中は、いつもより熱くて。
俺を飲み込んで、うねる。