第12章 オセロscene1

潤の息が上がり始める。


ゾクゾクする。


早く俺を受け入れて？


早く俺でヨガって？


「あっ…雅紀ぃ…」


「なに？」


「ま、前もっ…いじって？」


「もう、ほんとにスケベだなぁ…」


そういうと乳首を嬲っていた手を潤の分身に移す。


潤ももう、熱く滾っている。


そっと握りこむ。


「ふぁっ…やだっ…もっとぎゅってして？」


「だって、あんまり強くしたら潤イっちゃうだろ？」


「やぁっ…もっとっ‥」


「俺、淋しくなっちゃうよ…」


「あっ…雅紀…」


「なに？」


「ごめんね。ごめんね。もう言わないから」


ほんっとかわいい…


どＳの時の潤に見せてやりたい。


あ、今度録画するか。


いい考えだ…


ジギルとハイドみたいに、コロコロ変わって。


さぞ恥ずかしがるだろう。


そんな潤にぶちこんでやりたい。


未来の快感に俺は頬が緩んだ。


ぎゅっと、潤を握る手に力を入れる。


「あっ…雅紀っ！だめだよっ」


「いいんだよ。潤に気持ちよくなって欲しいから」


「で、でもっ…淋しくなっ…」


快感に抗えず、言葉が途切れる。


潤の中はぎゅっとうねる。


まだキツイ。