第9章 June bud scene1
下品な王子の俺は、姫をさらに追いつめる。
「ほら…先からこんなに汁でちゃったよ?」
「あ…」
「和也のせいだよ?苦しいから早く触って?」
「うん…」
和也の手が、剥き出しの俺に触れる。
思わず声が出る。
「あぁ…」
やっと刺激が貰えた俺のモノは、ますます汁を垂れ流している。
「扱いて…和也」
耳元で囁いて、ついでに舌を突っ込む。
だんだん、姫扱いができなくなってくる。
「あっ…まーくん…」
「ほら、もっと早く…」
和也の手に、自分の手を被せて、スピードを上げて擦り始める。
「あぁ…いいよ…和也の手、キモチイイよ…」
「まーくん‥固い…」
「そうだよ。和也に入れたくて固くなってんの」
また頬を赤らめる。
「あ、ダメだ…も、イキそ…」
和也のマシュマロモードにあてられて、早くも達しそうになる。
「和也、ね、お口でイっていい?」
「え?」
「和也がこんなにしたんだよ?責任とってよ」
いつもなら、こんなこと言わないで、強引に口に突っ込む。
「うん…」
和也は起き上がって、俺のモノを口に含む。
もう慣れた腔内の感触。
でも、和也が咥えると、そこは別世界で。