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カラフルⅠ【気象系BL小説】

第8章 ワインレッドscene2


「ずっとずっと好きだよ」


「…いつから?」


「えっ!?」


「だから、いつからだよ」


「え…その…」


「なんだよ…」


「は…」


「は?」


「は…ぁ…」


「はぁ?」


「初めて会った時から!」


そう言うと、ソファに突っ伏してしまった。


その姿が、あんまりにもかわいくて。


知らず知らず、笑みがこぼれる。


「あっ、酷い!笑わないでよ!」


「だって、潤…お前…」


「もう…酷いよ、翔くん」


剥れてる潤を見てたら、本物の笑いになって。


暫く笑いが止まらない俺をみていたら、潤も笑い出して。


結局そのまま二人で笑い転げて。


幸せで、幸せで。


まだ笑ってる潤の左手を取って、薬指にキスをした。


潤の顔がみるみる赤くなって。


それをみてたらまた微笑んで。


今度は唇にキスして。


おでこをつけて。


潤の温かい熱を感じて。


そのまま二人で抱き合って眠った。


とても幸せな気分で。


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