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カラフルⅠ【気象系BL小説】

第30章 マロンscene2+green


◇マロン side



「あっ…潤っ…」


和也の身体が撓る。


俺を求めてぎゅっと肩を掴んで引き寄せる。


「和也…」


俺は汗をかいて和也を気持ちよくする。


腰を動かすたび、敏感に反応する。


「んんっ…ああっ…もうっ…」


「だめ…我慢して…?」


酷な事を言っても、和也は止らない。


俺が腰の動きを止めると、和也の腰は自然に動き出す。


「だめだって言ってるだろ…?」


そう言って腰を押さえつける。


「やっ…やだぁっ…お願いっ…」


「もっとお願いしてごらん…」


「潤っ…お願いっ…イかせて…」


「もっと」


そう言って腰を1回だけ突き上げる。


「ああっ…お願いっ…もっとちょうだいっ…」


なりふり構わず快楽を求める姿に、俺は満足する。


もっと欲しがって。


俺のこと、もっと必要として。


「潤っ…もっと…愛してっ…」


「え…?」


「俺のこと愛してっ…」


和也の額の汗がシーツに落ちる。


こんなに求められたのは初めてで。


なんか感動してしまった。


俺は和也に覆いかぶさると、ぎゅっと抱きしめた。


「愛してる…和也…」

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