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【ハイキュー!!】陽だまりの猫

第4章 6月




「体調管理も大事な選手の仕事だ。だがまあ、これが当日じゃなくて良かった」

「……スミマセン」


夜久衛輔は斜め下に俯いて答える。


「明日しっかり戦えるように、今日は無理をするなよ」


コーチにバシンと脇腹を叩かれると、その衝撃で首が痛んだ。



寝違えた事をこんなに後悔するのは、後にも先にも無いだろう。

3年生にとって最後のインターハイを明日に控えた土曜日の練習。
胸が圧し潰されそうな思いで、俺はそれをただ眺めていた。



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