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【ハイキュー!!】陽だまりの猫

第5章 7月



―黒尾鈴と視線の先―



遠くからバレーボールの弾む音が聞こえる。


目を覚ますと見知らぬ教室に敷かれた布団の中にいた。
昼間なのに夢も見ない程深く眠っていたようで、汗ばんだジャージが肌に貼り付いて気持ち悪い。

教室に布団を敷いて寝るなんて合宿みたいだな、と思いにふけった所で気づく。

そうだ、まさしく今は合宿だ。


一気に血の気が引いて否が応でも目が冴える。

大慌てで布団を畳むと私は体育館に走った。


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