• テキストサイズ

【おそ松さん】本気の恋と、6つ子と、私。

第7章 動き出す、歯車




そんなこんなで不毛な言い争いを続けること10分。


「やっと家だ…なんか異様に疲れたんだけど…」


「なぜだろうな」


「チョロ松のせいじゃね?」


「いや逆!逆だから!お前らさっきからすげぇムカつくなおい!」


息を切らしながらもツッコミを浴びせ続けるチョロ松を無視し、おそ松が家の戸を開ける。


「ただいま〜。兄ちゃんたちが帰ったぞ〜」


すると、二階からドタドタと足音が聞こえ、一松と十四松とトド松の3人が階段を下りてきた。


「おかえんなさーいっ!」


「おう。?どうしたんだお前ら、なんかいいことでもあったの?」


3人がどことなく嬉しそうな表情を浮かべていることに気付き、おそ松は首を傾げる。カラ松とチョロ松も不思議そうだ。


「ふふ、とってもいい知らせがあったんだよ。ね、一松兄さん、十四松兄さん♪」


「…まぁね」


「今日は赤飯炊かないと〜!」


「「「??」」」


/ 325ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp