第6章 おじさんなのに加齢臭がしないだと……っ?!
突然だが私、風月紅は阿伏兎の彼女だ。
しかし、一向にお互いの関係に進展が起きないのだっ!
大切な事なので二回言います、
一向にお互いの関係に進展が起きないのだっ!
阿伏兎『しつけぇよ、だいいちお前さんが無理ぽって良い感じな時に言うんだろぅが?』
紅『あ、バレちった?』
背後から聞こえるツッコミにぺろっと舌を出す。
阿伏兎『てか理由が、加齢臭しそうだからって…それほどまだおじさんじゃ無いから。団長のせいだから』
紅『無理なもんは無理なのぜ……( ´ ▽ ` )ノ』
アハハと笑みを浮かべながら、そっと阿伏兎から距離をとる。
ーー別に阿伏兎が嫌いなわけではない。
むしろ愛している…しかし、駄目なのだ幼少時厳格な義父によって生まれたため歳上男性から漂う加齢臭への異常な程の嫌悪感……。
愛する人のものなら大丈夫かもしれない、でも駄目だった場合は想像するだけで、あまりにも辛過ぎるのだ(説明乙って言った奴ぶっ〇す)。