第2章 第1章
〜青峰side〜
「良、腹減った。なんかよこせー」
「ああああ青峰さん!」
「叫ぶんじゃねぇよ!うるせぇ!」
「叫んでスイマセン!」
「だから叫ぶんじゃねぇ!!」
コイツはバカか!
言ったことわかんねぇとか、ガキかよ!
「……あの、青峰さん……」
「んぁ?」
「心の声もれてます……それと、レモンの蜂蜜漬けです……」
「お、サンキュー!」
タタッ……
俺は良からタッパーを受け取ると、ステージの上に座った。
パクッ
「……!」
この味……
「……おーい、良」
「なななななんですか!青峰さん!」
「コレ、作ったのお前?」
俺はレモンの蜂蜜漬けが入ったタッパーを指差しながら聞いた。