第15章 第14章
「は?問題ねぇだろ、別に」
「そういう問題じゃないでしょ!」
「じゃあ結婚しねぇのかよ」
「なっ……」
すねたような顔で私の方を見る大輝
「……そうは言ってないでしょ」
「じゃあ問題ねぇな」
だからぁ……
「……ぷっ、あはははは!!」
「え!?」
お母さんが壊れた!
私と大輝の方を見ながら、おなかを抱えて笑うお母さん
あれ?
なにか笑う要素あったかな……?
「いやぁ……大輝君は面白いね!!」
「はぁ……?」
あの大輝も、きょとんとした顔してるし
「光は光で、本当に大輝君のことが好きだって顔してるし」
「ちょ、何言ってるの!?」
にやり、と笑いながら私の方を見てお母さんは言った