第14章 第13章
「それは、いいだろ!」
開きなおったよ……
「とりあえず、光」
「なに?」
「お前の親に挨拶させろ」
「はい?」
「今日、帰ってくんの遅くなんのか?」
いやいやいや、ちょっと待って?
「大輝、ちょっと落ち着こう?」
「俺は落ち着いてんぞ」
「お母さんにあって、どうすんの?」
「アレだろ? “ 娘さんを俺にください ” って言うんだろ?」
“ なに言ってんだ、お前。当たり前だろ? ” って目で見るのはやめてください……!
「だから、私、結婚するなんて言ってな「結婚する気があんならいいだろ」」
「だから……」
「一緒に住めなくても、毎日会いに来る」
毎日って……