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夢ノ咲学院の愛され天使が男の娘な件。

第2章 一話


あんずSIDE

私が夢ノ咲学院に転校してから数週間が経ち、学院生活にも慣れ始めたある日、、、。

あんず「今日のレッスンはRa*bitsだったよね、、、!場所は、、、あっ」
私がプロデュースのスケジュール表を見ようとしたら急に強い風が吹きスケジュール表が飛ばされてしまった。
あんず「あぁ、、、。もう、急いでるのに、、、」
そう言って拾おうとしたら、、、。
?「おねーさん、だいじょーぶ??」
可愛らしい声が聞こえた。
アイドル科の生徒は一通り覚えているはずなのにこの人は見たことがなかった。
違う科の人だろうか?
?「ねぇ、俺の声聞こえてる、、、??」
今にも泣き出してしまいそうな声に私は慌てて顔を上げた。
あんず「ごめんなさい!大丈夫です!!」
私がそう言うとその人はにっこりと笑い、
?「よかったぁ!俺、無視されちゃったのかと思った!!あっ、、、はいっ」
そう言ってその子はスケジュール表を拾って差し出してくれた。
あんず「ありがとうございます!あの、、、」
私がそう言葉に詰まってると、、、
?「あれ、もしかして俺のこと知らない??(うるうる」
目に涙を溜めてそう言われると罪悪感が湧いてしまう、、、。
あんず「ごめんなさい、、、。私、数週間前に転校して来たのでまだ全部の科の人覚えられてなくて、、、(ちらっ」
私が素直にそう言うと次はキラキラとした顔をして、
?「あっもしかしておねーさんが噂のてんこーせーさん??(コテンッ」
可愛らしく小首を傾げて聞いてきた。
あんず「噂のかはわかりませんが、、、」
?「へーっかお先輩の言うとおり可愛いねっ」
あんず「かっかわ、、、?!」
突然の爆弾発言をされて私の顔は火が出そうなくらい熱い。
?「あれ?顔真っ赤だよ??具合悪いの??」
しかも、無自覚らしい、、、。
私の顔から意識をそらすべく私は違う話題を持ち出す。
あんず「かお先輩とは羽風先輩のことですか?」
?「うん!そーだよ!!」
あんず「そうなんだ、、、」
?「ねーねー、もう今日のレッスン予約されちゃった?されてないなら俺のレッスンしてよー!!」
そんなキラキラした顔をしないでほしい、、、。
ん?レッスン??
あんず「えっ、アイドル科の人だったんですか?!」
思わず大声で叫んでしまった。
?「ふぇっおねーさん、俺のこと違う科のヤツだと思ってたの、、、?」
これはまずい、、
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