第6章 五話
あんずSIDE
未友「🎶」
泉「、、、」
あんず「(^◇^;)」
はい、、、今の状況を説明すると、、、
未友くんは相変わらず可愛らしいニコニコ笑顔で超ご機嫌。
瀬名先輩は先程未友くんを泣かせてしまったため未友くんに気付かれないように私を睨みつけている。
私、星宮あんずは、、、瀬名先輩が怖くって苦笑いしかできないっす。
そんな状況でKnightsの活動場所に向かっています。
なぜ、こうなったかと言うと、、、。
遡ること数分前
瀬名先輩が話し終わった後から何故か重苦しい雰囲気。
なんて声を掛けようかと悩んでいると、、、
泉「さ、おとくん。そろそろレッスンに行こう?王様たちが待ってるよ」
未友「うん!」
よかった。瀬名先輩のおかげ、、、?
いや、元はと言えば瀬名先輩の所為なのだが、、、重苦しい雰囲気はなくなったみたい。
あんず「じゃあ、私もそろそろRa*bitsのプロデュースに行かないと、、、」
泉「は?アンタ脳細胞大丈夫ぅ?Ra*bitsのプロデュースはなくなったってさっきなずにゃんが言ってたでしょぉ?ちょっと前のことを忘れるとかそろそろヤバいんじゃない?」
あんず「あっ、、、そうだった、、、!」
すっかり忘れていた。
泉「まぁ俺たちはこれからレッスンだから、、、アンタは一人寂しく帰りなよねぇ〜ばいばぁい」
そう言って瀬名先輩は手を振った。
レッスンがなかったら一緒に帰ってくれたのかな、、、?
瀬名先輩に限ってそれはないか、、、。
未友「じゃあ、てんこーせーさん!!俺たちのプロデュースしてよ!に〜ちゃん先輩のとこのプロデュースなくなったんでしょ?!お願い!!」
そう言ってキラキラした瞳を向けるのはズルイと思う。
私が断れないの知っててやってるのかな、、、?
泉「ちょっおとくん?!何言ってんの?!」
未友「えーだって俺、てんこーせーさんにプロデュースしてほしい!!ねっいいでしょ?泉先輩!!」
泉「うっ、、、」
さぁ、どうする瀬名泉!!
泉「、、、分かったよ、、、」
未友「やったぁ!!泉先輩大好き!!」
ぎゅっと未友くんは瀬名先輩に抱きついた。
泉「?!」
泉「そっそんなの知ってるしぃ?まぁ、俺も大好きだよ?」
未友「ホント?!嬉しい、、、」
泉「ゔっ」
泉(あぁっおとくん可愛い、、、!)
そして今に至る。