第4章 歩み寄る黒い影
リヴァイside
ぺ「だ…黙れ!お前に何が分かる!」
エ「分かりません!でも、母親を無くした時の気持ちは分かります…凄く寂しいですよね…俺もありましたから…」
ぺ「…っ…」
エ「…大丈夫ですよ…あなたは1人じゃない…」
ぺ「…母さん…」
パタッ…
するとエレンは力を失ったように倒れてしまった。
リ「エレン!」
ぺ「あ…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい!」
ペルソナはひたすら謝っていた…
ぺ「僕が血をほとんど吸ってしまったから…」
エレンは目を閉じたままだった…
リ「エレン!起きろ!頼む…目開けてくれ!」
クソッ…どうしたら…また、大事な奴を失うのか…
っ!そうだ…俺の血をコイツにあげれば…だが、そうすればエレンがヴァンパイアに…
エ「…ん…リヴァイさん…」
っ!
エレンが目を覚ました。
エ「俺…巨人化できますから大丈夫ですよ…血ぐらいで死にませんから…ただ貧血で動けません…」
リ「…心配かけさせやがって…」
そして、俺はエレンを強く抱きしめた。