第4章 歩み寄る黒い影
リヴァイside
リ「エレン!」
俺はエレンが居る場所を見つけた。
エレンはベッドに横たわり血を入れられようとしていた。
ギリギリ間に合ったか…
リ「エレンから離れろ…ペルソナ…」
ぺ「俺の事覚えてたんですね…」
リ「あぁ…」
ぺ「知ってますか?俺の母さんが死んだの…首切られたんです…あなたを探しに行った後…」
リ「…知ってる…」
ぺ「あなたのせいで…母さんは死んだ…」
あぁ…分かってる…俺のせいで死んだことは…
ぺ「どうして出ていったんですか?」
リ「…」
ーーーーーー
俺がペルソナと母親の元へ血を持って行ってた頃…人間に1度俺の本当の姿を見られてしまった。
跡を付けられていたが、途中でそいつ等から逃れた。
その日は無事に届けることができたが、次の日もその次の日もそいつ等はいた。
このままだと、そのうち住処がバレる。
そう思った。
2人に被害に合わせたくなかった。
そして、俺は家を出た。
ーーーーーー
リ「これが真実だ。」
俺が話終えると、ペルソナは暗い表情をしていた。