第3章 真実
リヴァイside
意識が戻るとエレンに跨っていた。
そして、エレンは俺を抱きしめていた。
エ「ん…」
!
俺…エレンの血を飲んでいたのか?
リ「っ!エレン!すまない!」
バッ!
エレンの上から急いで降り、首筋の傷から溢れている血を止めた。
エ「…こんなの…すぐ治りますよ…」
そう言って、エレンは起き上がった。
顔色が悪かった。
エ「リヴァイさん…すみませんでした!俺…俺何にも分かってませんでした!あなたは俺のために隠し事してたのに…俺が悪いんです!」
リ「違う…俺がお前に本当のことを伝えなかったのが悪かったんだ。俺は…ヴァンパイアなんだ。黙っててすまなかった!」
やっと言えた。
エ「…けど…せめて、俺を頼ってほしかったです…血が欲しかったんなら言ってほしかったです…俺…全然血飲まれるのは構いません。なので、これからも頼ってほしいです!」
リ「だが、痛かっただろ?」
エレンは結構震えていた。
エ「そうですけど………なんだかリヴァイさんと1つになれた気がして、痛いというより……その……気持ちよかった…ていうか…////」
エレンの顔が急に赤くなった。
その顔を見ると、もっとエレンをめちゃくちゃにしたくなった。