第3章 真実
エレンside
エ「う…ん…」
だんだんクラクラしてきた。
リヴァイさんは血を飲むのを止めようとはしなかった。
信じられない…リヴァイさんがヴァンパイアだなんて…
だって、血を飲んでいるとことか見たことなかったし…
もしかして…俺が怖がると思ったから?
ヴァンパイアだって知ったら、怖がると思ったのか?
だから、隠してたのか?
なんとなく、リヴァイさんが震えてるのが分かった。
それから…涙を流していた。
エ「リヴァイさん…?」
俺は首筋の痛みなんか忘れて、心が苦しくなってきた。
俺は何にも分かってなかった。
リヴァイさんは俺のために血飲むのも我慢してたのに、俺は…
最低だ。
そして…リヴァイさんをギュッと抱きしめた。
エ「ごめんなさい…俺は何も分かってませんでした。きっと…喉もかわいてるんでしょ?満足するまで…飲んでください…」
そうリヴァイさんに言った。
すると、リヴァイさんの動きは止まった…