第3章 真実
エレンside
リヴァイさんの部屋で寝てればその気になってくれるかな?
やってみよう…
そう思い、リヴァイさんの部屋の前にきた。
すると、中から話し声が聞こえてきた。
誰と話してるんだろう?
耳をすませて聞いてみた。
?「最近、街中で変死体が見つかってるらしいよ?」
リ「変死体?どういうことだ?」
ハンジさんか。
それにしても変死体って?…気になる…
ハ「それがさ…血が体内から無くなってるって…」
リ「…なるほどな…」
血!?なんで…
ハ「これってさ…ヴァンパイア…じゃないかな?また、増えてるんでしょ?」
リ「あぁ…」
ヴァンパイア…だって…?
本当にいたのか?
急に体が震え出した。
リ「その中でも1番面倒なのがいるがな…趣味の悪い奴だ。」
ハ「どういうこと?」
リ「美味い血しか飲まねぇんだ。そのためにずっと探し回ってるんだ。気に入らなかったら、全て飲みほしてしまう。」
ハ「じゃあ、気に入ったら?」
俺も気になる…聞きたくないけど…
リ「…さぁな…ただ聞いた話じゃ、嫁にするとか…」
え?…それってヴァンパイアにされるってことか?
やだ…怖い…
ハ「ふぅーん…」
リ「この話は終わりだ。誰かに聞かれたらまずい。」
聞いてしまいました…すみません。
ハンジさんがこちらに向かって来たため俺は急いで地下へ向かった。