• テキストサイズ

[進撃の巨人]兵長はヴァンパイア 《リヴァエレ》

第2章 告白


リヴァイside

エレンが俺の班に入って来て、1ヶ月と半分が過ぎていた。

ここ一ヶ月以上は俺は1度も血を飲んでいなかった。

今までは死体の血を飲んでいた。
決して美味いもんではなかった。
だが、バレないようにするためだった。
ハンジもこの事は知っていた。
知っているのはアイツ1人だけだ。

血を飲むのを止めたのはエレンに見つからないようにするためだ。

前に1度エレンに言われた。
「鉄の匂いがしますよ?なんか金属を運ぶようなことしてたんですか?」

それから止めた。

1ヶ月飲まないのはまだ我慢できた。

だが、エレンの匂いを嗅ぐのはまずい。

この間、襲おうとして、ハンジに止められた。

「あまり、無理しちゃダメだよ?1回ぐらい飲んどいたら?」

「…まだ大丈夫だ。」

どうしてもバレたくねぇ。

「次、危なかったときにする。」

「…分かった。」

ハンジは心配してくれているようだった。

そして、今に至る。…が…


さすがに限界を超えていた。

そんな時、

エ「兵t…リヴァイさん!」

エレンが走ってきた。

エ「今日の夜、時間取れるでしょうか?お話があります。」

リ「…あぁ。夜、俺の部屋に来い。」

エ「ありがとうございます!」

今日の夜か…その前にでも飲んでおくべきか。







そうして夜になった。
/ 100ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp