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可愛いポケモンに囲まれて

第5章 トウカの森へ


まぁ、その後は言わずもがなサファイヤの圧勝。その間私はえなところを撫でていた。2匹は木の実をモグモグと食べていて、幸せそうだ。

「んで、この人たち何?」

サファイヤはすっきりとした顔で私を見た。隣で呆然としていたおっさんがはっとした顔で荷物を男達の手から奪った。

「た……助かったよ!!お礼にこれあげちゃう!」

おっさんは私たちにスーパーボールをあげ、そして男達を向いた。男達は、

「くそっ! なんだこのガキ強ぇ! ひとまず退散だ!! あんな荷物カズミシティのアレに比べたらどうってことねぇ!!!!ガキ共、マグマ団に楯突いたこと後悔するんだなぁ!!!!」

そう捨てゼリフを残し、マグマ団の2人組は去っていった。

「あぁ、荷物戻ってよかった。でもあいつら変なこと言ってたね。カズミシティのアレがあればどうって………大変だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

慌ただしくさって行くおっさん。しかし、こちらも慌ただしい。なにせ2人が喧嘩をし始めたのだ。

「どこ行ってたんだよ!! お前のせいで偉い目にあったんだぞ!!」

「珍しいポケモン見つけたの!! しょうがないでしょ!!」

これは大変だ
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