第7章 学ﾊﾟﾛｼﾘｰｽﾞ / 入学ハンター学園！

「……あーぁ、やっと終わったぁ」


今日は午前だけの授業なので、あれから2つの授業が過ぎると放課になった。


「ゴンとキルアも終わったころかな…」

「今日はまた5人で昼ごはんを食べに行くのだろう？」

「うん！」


ゴンとキルアは中等部の新入生。

今日はそのお祝いで3年生のレオリオを連れてお昼を食べにいくんだ！

いつからか忘れたけど、この5人で遊びに行くのは多いよ。


「よし！ゴンとキルアのとこまで一緒に行こうよ」

「あぁ、そうだな」


だからこうやってクラピカと並んで歩くのも珍しいことじゃない。

そのまま教室を出ようとしたそのとき、


「あ、待って二人とも！」

「？」


振り返ると、右隣にいたあのイケメンくんがいた。


「今日はありがとう。コレお礼」

「わ！お礼って…クラピカのノート見せただけなのに」


イケメンくんは私とクラピカの手に可愛いチョコを乗せてきた。

かわいい！うさぎだ！


「オレ、シャルナークっていうんだ。高等部から編入してきたからまだ友達いなくて…」

「あ、そうだったんだ」


どうりで顔を見たことないはずだよ。


「にクラピカだっけ？良かったらこれからも話してくれると嬉しいな」

「そんな、席も近いんだから毎日話そうよ！ねぇクラピカ」

「あぁ。1年間クラスを共にするのだから気軽に話しかけてくれ」

「ほんと？席が近いのが君達で良かったぁ～…じゃ、オレはこれで」

「うん、また明日ね」


シャルナークは笑顔を浮かべて教室を出ていった。


「いやぁ、さっそく友達ができちゃったね～」

「そうだな……さぁ、早く中等部の校舎へ急ごう。ゴンとキルアが待ってるかもしれない」

「あ！そうだった！」