第21章 カークランド家の受難というご褒美 英兄弟
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次にアイル兄さん。
赤髪と金髪の真ん中らへんなんてちょっとよく分からない髪色で、短め。あとアホ毛あるのがうちの次男、北アイルランド兄さん。
いつもイライラしてて弟には横暴で暴力以外のスキンシップは皆無に近くて…側にいると八つ当たりしてくるからあんま近寄りたくな…なんでもないです。
口を開けば品も裏もないわかりやすい暴言ばっか。
俺が挨拶しても無視、舌打ち。 解せない。
でもその分のデレは反応に困るほどで、カークランド家の元祖ツンデレと言えるかも知れない。
身長は1番大きくて筋肉もあるいいガタイ。
全てまとめるとグレたルートだな。
「(たっっまーに撫でてくれる時、凄く痛いけど…兄さんなりの優しさなんだよな)」
「あ゛ぁ?何見てんだテメェ」
「何でもねぇですよ…」
そんなアイル兄さんに一言。
睨まれるとまじでチビりそうなのでやめてください。