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8←1→8【KJ∞】

第6章 免許2


渋「霄!!」

「んぇっ?!な、何?!」


ストーカー?の件があってから初めてすばやんと仕事が一緒になった時、楽屋に怒号とも言える声音でわたしの名を呼ぶすばやんが入ってきた。


渋「お前何しとんねん!」

「え、えっと、ココア飲んでる…」

渋「ちゃうわアホ!アホ!この!アホ!!」

「アホしか言うとらんわアホ!」


語彙力!

渋「気ィつけや言うてたやろ!」

あ、そこか!!

「そ、その話はこないだ電話で終わりませんでしたか…」

思わず正座に座り直した。

横「霄はなんべん言われてもわからんときはわからんからなぁ」

「うぇえ…よこちょまでそんなん言う…」

普段は甘やかしてくれるよこちょも今回の件はまだ怒ってるらしい。

村「お前が変な遠慮なんかするからや!一緒行こかー言うてんのに『ええよええよ大丈夫〜』や言うて。大丈夫やないやんけ!!」

「うわぁ、びっくりした…」

話の途中で突然怒り声に変えへんでもええやんか…

「あの…ほんま…ごめん…」

ここまで怒られるとは思わなかった。
というかまず自分がストーカー(?)に遭うとも思っていなかったからこんなことになろうとは…。

錦「なんでストーカー(?)言うてんねん。あれはストーカーやろ。」

フン、と亮ちゃんが鼻を鳴らした。

「いやいや、わたしの心の声聞こえるんかい…」

錦「聞こえへんでも分かるわアホ」

大「でも何もされんで良かったなぁ」


正座してるわたしの隣に来て、目線を同じように下げてくれると、たっちょんが頭をポンポン、とした。…わたしより年下やんな、君?


丸「ほんまやなぁ〜電話した安もナイスやしすぐ近くおった亮もナイスやったわぁ」

丸ちゃんの言葉に章ちゃんがピースをかます。


今度はたっちょんと反対側から丸ちゃんが頭をポンポンした。
そんなにポンポンされると身長縮むんスけど…



村「霄!今日の予定は!!」


丸ちゃんとたっちょんに慰めてもらっているとソファにどかりと座ったヒナちゃんが叫んだ。…いや、この距離で叫ばんでや。


「え?えっと…番組収録のあとラジオして、教習所です…」

村「せやんなー!ラジオも俺と一緒やもんなぁ!ほんなら俺がついていくわなぁ!」


なんでそんな前のめりの喧嘩腰なんだ…

村「返事!」
「はははい!」


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