第1章 ジャニ勉【大沢ケイミ】
よし、とまたペン先に力を込める。
安「!!!」
さっきよりは短く声を発し、一瞬後ろを向いて、前を向いた時には森進一さんの顔マネになっていた。
丸「森進一さんやあ!!!w」
再度の森進一さん顔マネに沸くメンバーと客席。
一緒に、ということなので、もちろんゲストにも。
ゲ「あれ?ならない」
「ぎゅって」
押し気味に、とジェスチャーをする霄。
その教え通りにペン先に力を込める。
ゲ「きゃっ!」
パッ!とペンを離す。
「あわわわ」
落ちそうになったペンを素早くキャッチする霄。
大「ざまあみろ!」
錦「今一瞬、顔がマジやった!」
大倉の発言にスタジオが笑いに包まれる。
村「霄、したいん?ビリビリ」
「へっ?」
すっ、と指をさす村上。
その先には、ペンを持っている霄の姿。
村「したいから持ってるんとちゃうん?」
「あっ、いや、落ちそうやったから「じゃあ霄にもしてもらいましょー!」?!?!」
弁明の途中で村上にまさかの発言をされ、明らかに困惑する。
錦「あーあ…」
安「痛いしびっくりするから気ィつけて!」
「えっ、気ィつけてって!気ィつけたら『やらない』っていう選択肢が生まれますが?!」
村「早よ。サイン書いてや。お客さんにプレゼントするから」
きゃあー!と沸く客席。
サインという思わぬプレゼントに期待を浮かべる。
「えっ?!や、あの、サインならするからペンを変えていただいても…?」
村「あかん。それで書け」
「鬼!」
大「村上くん、時々霄に意地悪言うよねw」
「…わかった」
横「おー」
覚悟を決めた霄がペンを握る。
「…蒼生霄、いざ、推して参る!」
その言葉とともに、ぐっと力を込める。
「っでええええええええええ!!!!!」
電流に驚いたのか、後ろによろめき、立直せずそのまま後ろに転ぶ。
渋「パンツ!」
横「パンツ見ようとすな、すばる!」
ガバッ!と体勢を低くして霄のパンツを見ようとする渋谷を横山が止める。