第9章 好きになるまでカウントダウン
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「ほらな」
「凄っ……。粒チョコでも命中率落ちないなんて」
お次は速水ちゃん、千葉くんペア
中々に二人ともクールだ
「あの二人の射程距離感は独特だねぇ……」
「敬意か好意かの境目……って感じ」
「真似は出来ないよね」
はい次
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「チェックリスト…………」
「呪い入りじゃねぇかよ!」
寺坂組
いや、愛情よりも呪いが目立つ……
なにそのチェックリスト……
「ちっ、先越されたか……寺坂の下駄箱に仕込もうと奥田さんに作って貰ったのに……」
『上手にシアン化出来ました』
「……確実的な番外編…………寺坂くん可哀想に」
話にならないのでお次へ
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「おお!こんなにいいのか!?」
「弟さん、妹さんらと食べて。めちゃくちゃ安いスーパーの業務用なんだけどさ」
ラストは委員長さまペア
二人とも公立受験で
中々いいムードだねぇ……
「目的も渡し方も人それぞれ」
「茅野ちゃんなりに伝えたい一言添えりゃ十分じゃね?」
「うん」
なるほど
ただ遊ぶおもちゃ製作に荷担してるような気分だったけど
なんだかんだ二人とも茅野ちゃんのベストを願ってるんだ
「頑張れ、茅野ちゃん」