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【暗殺教室】君が好きになるまで

第7章 告白コンプリート&キャプチャー


「あ、雪乃おっはよう!」

「おはよう、茅野ちゃん」


久しぶりの茅野ちゃんダイブを受け止めながら朝の挨拶をする

抱き付いてきた茅野ちゃんは後ろにいる人物を見て不思議そうに私に聞いた


「珍しいね、登校がカルマ君と一緒なんて。いつもはカルマ君の方が遅いのに」


あぁ、確かに

いつもはカルマは一本遅いもんな

帰りは一緒になること多くても

行きはあんまり……


「カルマは昨日泊まってたんだよ。だから一緒に来たの」

「お陰で早く起きるはめになったけど……」

「いつも朝御飯食べないからでしょ」

「寝てたいじゃん?」

「ご飯より睡眠優先なんだ……」


そんな会話をしていると

こういう話に一番食い付きやすくて

そして面倒ごとになる中村ちゃんが茅野ちゃんの後ろから詰め寄ってくる


「ほーお?それはそれは……お二人とも早めの新婚生活ですか」

「え!?カルマ君と雪乃結婚してたの!?」

「いやまって、出来ないから!してないから!そもそも色んな段階ぶっとばしての結婚になってるねそれ!!」

「ちっ、まだ同棲だったか……」

「してないわ!」


あぁ……中村ちゃんだけは無理だ

リゾートのときも結局負けたし

この人の対処は一体どうしたら……


頭を働かせながら中村ちゃんの猛攻に耐えていると

救いの手ならぬ、救いの触手が



「みなさん!席についてください!新学期を始めますよ!」




ナイスタイミング過ぎる

全員が席について、今学期初の点呼をする


そして






「休みなし!それでは、今学期もよく学び、よく殺しましょう!」
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