• テキストサイズ

【暗殺教室】君が好きになるまで

第4章 真似っこミステリー


「あぁ……美味しい♪」


エクレアを頬張りながら微睡む


鷹岡先生ナイスすぎる……こんなに食べ物たくさん

甘いものたくさん


と、ご機嫌すぎる私はしっかり違和感にも気付いていた


……人の顔色なんて飽きるほどうかがってきた…………

今さら屈するわけがないでしょう?

何を企んでるの、この先生は


ベクトル違いの化け物か


「なんだか父ちゃんみたいですよ」

「良いじゃねぇか、父ちゃんで」

「えぐ……」


首に腕が回って寄せられる

うぇ……くるし

加減ってものしらんのか


体を捩って無事脱出

悪いが貴方とお近づきになりたくない

サボれるものならばこの人の授業はサボりたいくらいに


「雪乃ちゃん、嫌そうな顔してるよ」

「苦手でね、あぁいうの。矢田ちゃんは慣れるの早いね」

「雰囲気良さそうだからね。雪乃ちゃんみたいに親しみやすそう」


ほぅ……そう見えるのか

旗から見た私はあの人に……雰囲気が…………



うぇ、結構嫌だなそれ



真似てるわけでもないのに似るとか

雰囲気はどうにもならないのかな……

落胆しながら、残りのエクレアを口の中に入れた





……さて、どうなるかな





/ 262ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp