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あーるじゅうはち Ⅱ
第21章 終着点(終)
芸能界で必要なのは見目麗しい身体なのだから。
多少頭が弱くても黙ってればいいのよ。
私は自嘲げに笑うと、傍らにあった携帯を握りしめた。
私は、本当にはた迷惑な女だ。
けど、このままじゃ私達は行為に溺れて、未来に影響を与えかねない。
私は悪影響の塊だ。
私は素早くスマホをタップすると、
悠斗、直樹、拓、誠…そして深琴くん。
ついでにルイにメッセージを飛ばした。
《今までありがとう。
またいつか会いましょう》
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