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あーるじゅうはち Ⅱ

第5章 はじまり



誠「」

「誠、深琴くん、おはよう!…あれ、あのそのマフラーって…」

思わず指摘してしまったそれは、ピンク色の無地のマフラー。
誠は苦々しく笑うと、隣に並ぶ深琴くんのマフラーを軽く引っ張りながらいう。

誠「出掛ける時父さんに捕まってさ、兄弟オソロもいいんじゃない?って言われてほぼ無理矢理巻かれたんだ」

深琴「僕は絶対嫌だったんですけどね」

深琴くんがマフラーに手をかけて外そうとするのを思わず慌てて止める。
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