第17章 優秀な兄【黛遊馬】
遊馬「バテなかったらどうするんだよ!」
菜々海「ご褒美あげるよ。」
遊馬「言ったな!」
菜々海「うん。言った!」
握っていた手に力がこもる。
遊馬が振り返る。
そう。
あの笑顔を見せた。
遊馬「絶対、褒美もらうからな!」
菜々海「頑張って(*^∀^*)」
優秀な兄をもつ者同士っていうだけだった。
でも、しだいに惹かれていって今の関係になった。
私ね、あの時君が声をかけてくれてなかったらここにいない気がするの。
君の笑顔と真っ直ぐ気持ちを伝えてくれるところが大好き。
確かに優秀な兄がいるっていうことがこの先かわることはない。
でも…。
私は私らしく生きていくよ、遊馬。
こう思わせてくれたのは遊馬のおかげ。
本当にありがとう、遊馬。
大好き♡
遊馬「バテなかった!」
匡「いつもならバテてはるのになんでどす?」
楓「菜々海さんがいるからじゃないですか?」
万太郎「ななみん効果にゃ!」
遊馬「ご褒美!菜々海。」