第2章 不器用なキミ【藤原尊】
菜々海「今月の月ストありがとね、歩。」
歩「なんのなんの。」
穂積「あれ?月ストりっくんに貸してたんじゃなかったっけ?」
菜々海「一昨日返してもらったんだって。でも、返すの遅いから先に私が借りることになったの。」
穂積「なるほど。しかし、門脇氏、櫻田氏。」
歩「なんですかな、小日向氏。」
菜々海「同じく、どうされましかたな。小日向氏。」
ヒース「さっさと部室入れ。穂積、門脇、菜々海。」
穂歩貴「はーい。」
部室に入るとすでに1年3人組が部室にいた。
しかも、部活着に着替えてもうすぐにでも外周いけますオーラをはなっていた。
え?私?
私はもう着替えたよ?
体育が6時間目だったからそのまま来ちゃっただけなんだけどね(-_-;)。
ジャージはちゃんと部活のだよ。
ヒース「着替えるから、桜井は少し…。」
奈々「あっ、はい!」
菜々海「え?うちには促さないんですか?ヒースさん。」
ヒース「別にお前は平気だろ。去年ずっとお前いても着替えてたし。」
菜々海「ひどくね。うわーん。部長がイジメるよ〜。尊〜(泣)。」