第16章 いつもの笑顔【千代松万太郎】
菜々海「ばーんたろっ!あれ?いない…。ここにいると思ったんだけどな…。」
万太郎「ばぁ!」
菜々海「うわぁ!?」
遊馬「すげー声(笑)」
怜治「菜々海はやっぱり面白いね。」
菜々海「面白くないわ!もう!どうして普通に出てきてくれないの!๛(๑ ー̀εー́ ๑)」
万太郎「驚かした方が面白いからにゃ。にゃはは。」
菜々海「にゃはは。じゃなーい!もう!」
万太郎の意地悪!
それから何事もなく部活を終えた。
お隣さんの私たち。
一緒の帰り道…。
万太郎を見る。
また、ニコニコしてる。
誰に対してもニコニコしてる。
そんな万太郎もたまにものすごく真剣な表情になる。
考え込む万太郎は怖い。
万太郎の笑顔が一瞬でも消えた時。
胸が…
苦しくなる…
菜々海「万太郎?」
万太郎「どうした?」
菜々海「いやいや。問いかけに問いかけで返さないでよ(・・;)」
あっ。
怖い顔。
考え込んでる…。
何を考えてるの?
万太郎…。