第1章 元気っ子 【八神陸】
菜々海「おはよう、奈々ちゃん。」
奈々「おはよう、菜々海ちゃん。」
陸「菜々海〜!」
菜々海「?」
隣の席の奈々ちゃんに挨拶をして、自席に座ったところで陸くんが目の前に来た。
どうしたのかな?
陸くんの席は私の後ろでその隣には藤原くんがいる。
奈々ちゃんの後ろが藤原くん。
周りが知ってる人だから楽しいし気がらくだから良かった。
って、陸くんが泣きそうな顔になっていた。
菜々海「陸くん。ご、ごめんね?どうしたの?」
陸「宿題やり忘れた!見せて!」
菜々海「今日は見せないよ!前が最後っていったじゃん!陸くん。」
奈々「八神くん…。」
藤原「八神。お前、小テストどうするつもりだ。」
陸「だから、菜々海に見せて貰おうと思ったの!」
やっぱり、陸くんは陸くんだね…。
陸くんは充分ストライドバカだよ。