第27章 *秘密 【黛静馬】
もう何も考えられない、頭が真っ白になる…。
貴「い、いっちゃ…!」
静「イけっ…!」
貴「あぁぁぁぁー!」
静「くっ…!」
ドクドクとナカで脈打つモノ。
ズルリとナカから静馬さんのモノが抜かれる。
イったばかりの私は呼吸を整えることで精一杯。
静馬さんは後処理をすませて温かいタオルで身体を拭いてくれたあと、触れるだけのキスをした。
そして、髪を横に結い直した静馬さんはバスローブを着ていた。
私も分もあり静馬さんが優しく着せてくれたあと抱きしめる形でベットに横たわる。
その頃には落ち着きを取り戻していた私は静馬さんにすり寄った。
静「本当に 菜々海は…。 」
貴「静馬さん、大好きです。」
静「私もです。」
貴「もう、ちゃんと言ってくださいよー!」
静馬さんに強く抱きしめられたかと思えば耳元に顔があった。
静「愛してる、 菜々海。」
貴「な、な、なっ!」
静「真っ赤に熟れた林檎のようですね。」
耳元で普段使わない低い声でなおかつ敬語なしはずるいですよ、静馬さん!