第27章 *秘密 【黛静馬】
つぷっという音と共に静馬さんの指がナカに侵入してくる。
最初は一本だけだった指も次第に二本、三本と増やされる。
貴「やっぁ、し、ず…ま。いっちゃ、いっちや、う…!」
静「いいですよ。」
貴「あぁぁぁっ…!」
静「指がそんなに良かったんですか?」
貴「はぁ、はぁ…いじわ、る…。」
静「すみません、菜々海。」
あっ、名前で呼んでくれた。
静馬さんは行為の最中になるとさんが抜けたり敬語がなくなったりする。
気づいているのかそうでないかはわからないけど優越感に浸れるこの時間がとても好き。
そっと抜かれた指。
私の蜜がついた指を舐める静馬さん。
その姿に見惚れてしまう私はもうどうしようも出来な
いほど静馬さんに恋をしている。
そして、ふと気づく静馬さん服着てない。
蜜壷の入口に触れている静馬さんのモノ。
いつの間に避妊具を…静馬さん本当に何者なんだろう。
来ると身構えてしまう私に優しい声がふってきた。
静「リラックス、 菜々海。」
貴「静馬…。」
正常位と言われる体位でゆっくりと静馬さんがナカへと侵入してくる。
指とは比べ物にならないくらいの圧迫感に息を止めてしまいそうになる。