第26章 * 嫉妬 【藤原尊】
うちは息を整えるために息を吸う。
呼吸を整えているあいだに彼は謝罪の言葉を述べた。
貴「えっ…。」
尊「だから、嫉妬した。」
貴「なんでそんな急に…。」
尊「八神とクレープ…。」
わけっこしたのに嫉妬したってこと?
なにそれ、かわいすぎるんだけど…!
思わず笑みがこぼれた。
貴「こういうことするのは尊だけだし、それで嫉妬は嬉しいなぁ。」
尊「なんでだ、こっちは…。」
貴「嫉妬ってされると嬉しいね。」
尊「手加減しないからな、菜々海。」
微笑めば彼の中のスイッチが入ったのかもう一度深いキスをする。
今度のキスは優しくてあったかいキス。
唇が離れたあと制服の中に手が侵入してきた。
ブラのうえから胸を揉まれる。
それから、制服をずらしブラもずらされた。
外気に触れているからなのか尊に触れられて感じてなのか…胸の頂きは膨れていた。