第24章 * お見舞い【諏訪怜治】
貴「完全に風邪引いたね。」
怜「でも、いかなk…ごほっ。」
貴「今日は休みなさい!ここのところ仕事も練習も詰め詰めでやってたからね。」
怜「菜々海。今日は頼んでもいいかい?」
貴「もちろん。怜治はゆっくり休んで。」
菜々海は制服のポケットからスマホを取り出す。
執事のじぃやに学校にいっている間世話を頼んだのだ。
怜治のおでこにキスをおとし学校に向かった。
授業をいつもどおり受け部活にいく。
貴「つまんない…。」
万「あれ?ななみん、れいちゃんどこにゃ?」
貴「風邪引いたから家で休ませてるよ。」
静「怜治様が風邪!?本当ですか!」
貴「う、うん。」
静「部活にいないで怜治様の側にいてあげてください。」
貴「うん。ありがと、静馬。」
菜々海は急いで怜治の元に向かう。
じぃやにお礼を言って2人きりになる。
目の前ですやすやと寝息をたてて眠っている、怜治。
しかし、ゆっくりと怜治の瞳が開かれた。
潤んだ瞳と目が合う…。