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火神とバスケ
第10章 「さよなら…だ…」
「…なんもされてねーよ。オレなら大丈夫だ。」
その言葉を聞くだけで、安心と不安が一気に込み上げてきた。
泣くことしかできない。
そんな自分が嫌い。
大我と出会って少し変わったかなって思えたのに…
まだ私の心には大輝がいる。
大輝を思い出すと、楽しい思い出しかないのに……
大輝を忘れたと思ったのに…
15分たってやっと大我が口を開いた。
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