第2章 火神くんとの出会い
私と桜は、マネージャーとして一応見学に行った。
「よーし全員揃ったなー」
2年の日向先輩が声をかけた。
「なあ あのマネージャー可愛くねー?」
「2年だろ?けど確かに!もうちょい色気があれば…」
「だアホー違うよ!」
「ぁいて!」
そう。その2年の先輩はマネージャーじゃない。その人は…
「男子バスケ部カントク 相田リコです よろしく!!」
『ええ~!!?』
私も最初聞いた時は驚いた。
おじいちゃんは顧問の武田センセ。(見てるだけ)
私が憧れていた帝光中学とは少し違ったけど、この時とてつもなくおもしろそうと思ってしまった。