第2章 ~第二章~不器用な愛情
(うわぁ…とってもいい香り…)
「ありがとうございます。アランと一緒にいただきますね!」
そうして私は懐かしい城下の風景を見ながら、のんびりと過ごしていた
―――――……
(…そろそろ待ち合わせ場所に移動した方がいいかな?)
そう思い、待ち合わせ場所へ移動しようとしたところで突然声をかけられた
??「あの……」
「…?はい、何でしょうか?」
ソルジ「…あっ、私、ソルジと申します。この町へは引っ越してきたところで道に迷ってしまいまして…宜しければ案内していただけませんか?」
そう言って男性は綺麗な長めのブロンドを靡かせ、にこやかに話して来た
(すごい…綺麗な人…)
(…まだ待ち合わせまで時間があるし、少しくらいなら大丈夫だよね?)
「わかりました。私で良ければぜひ案内させて下さい。」
ソルジ「ありがとうございます!では、ここへ連れて行っていただけますか?」
そう言って彼に手渡された地図を見ながら、私は彼を目的地まで連れて行くことにした