第2章 ゼレフ
(近くで里奈の魔力を感じる‥)
ゼレフは気絶をしている里奈の顔を覗きこんでいた
「可愛いな‥」
「ん‥」
里奈は目を覚ました
「ゼレフ‥私をどうしたいの?」
「怖がらなくていいよ」
ここはどこなのかわからない
ゼレフの目的もわからない
「さっき‥わかってくれるのは私だけって言ってたよね?」
「うん」
「どういう意味なの?」
「そのうちわかるよ」
ゼレフはそういうと目を閉じ呪文を唱えた
すると丸いシャボン玉のようなものが里奈とゼレフの周りを包んだ
「ここからは簡単には出れないよ」
「ゼレフ‥目的は何?」
「君をフェアリーテイルから奪うこと」
「え?何で‥」
「僕がフェアリーテイルに入りたいって言っても無理でしょ?」