• テキストサイズ

【HUNTER×HUNTER】漆黒人形〜ドールな薬師〜

第7章 2次試験・後編


「シャルは…どうしてなんですか?」


「俺も特に理由はないかな。

強いて言うなら持っていると色々と便利だから、かな」


シャル呼びにも少し慣れて来た。


「リアは初参加?」


「え?っと…」


多少は経験あるって言った方が怪しまれないかな。


嘘つくのは好きじゃないし。


あのトンパさんは別として。


「2回目です」


「え、そうなんだ」


「はい」


意外、という目をした。


「試験っていつもこんな感じなの?」


「いつもかは分かりません。

試験内容って試験官になるハンターによって異なるらしいんですよ。

ハンターにも様々な種類がありますから」


「あー、なるほどね。

確か…ハンター協会にランダムで選ばれたハンターが無償で行うもの、だっけ?」


「だと…思います」


「大変なんだね、選ばれるハンターってのも」


まるで自分に言われてるみたい。


「そろそろ10分経つが、動けそうか?」


「大丈夫です、問題ありません」


解毒剤が効いたようだ。
/ 293ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp