【HUNTER×HUNTER】漆黒人形〜ドールな薬師〜
第22章 1度の過ち
それでもやはり声は漏れてしまう為、手で口を塞いだ。
「ダメ。
ちゃんと声聞かせて?」
口に含んでいた突起を離すと、そう告げる。
その姿はいつもの優しいシャルとは違い、飢えた獣のような男を意識させる雰囲気で思わず息を呑んだ。
「シャル…」
手を伸ばすと、その手を繋いでくれる。
「このまま続きするけど良いよね?」
狡い。
「止めないって言ってたのに…」
この状況でそれを尋ねるとか、本当に狡い。
「そうだったね」
あんま余裕なくてさ、と苦笑した。
本当に余裕がないのは私の方だ。
ツー…と指先を胸から下へと滑らせる。
茂みの中の割れ目を見つけると、優しく擦った。
「ンンッ…ぁ…」
ビクッとリアの身体が跳ねる。
「指、挿れるね」
「いちいち言わなくて…良いです」
ゆっくりとナカにシャルの細長い指が侵入して来る。
「あ…っ…ん」
「凄い…熱いね。
興奮してる?」
充分過ぎる程の愛液で潤うソコは、シャルの指を軽々咥え込んだ。