【HUNTER×HUNTER】漆黒人形〜ドールな薬師〜
第15章 役割
アジトへと戻るとクロロさんはすでに中心に居た。
それと見慣れない男性が1人。
言葉では言い表しにくい独特な髪色で、両の頬にペイントをしている。
「揃ったな」
「すみません。
待たせてしまいましたか?」
だとしたら申し訳ないことをした。
「いや、問題ない。
とりあえず皆集まれ」
クロロさんの言葉に皆さんがそれぞれに動いた。
動かぬ者は名前の知らない彼だけだ。
「団員の増えたことだし、役割の再確認でもするか。
それが終わったら仕事の話だ」
仕事…盗み。
「まずウボォーギンとノブナガは特攻だな。
身体を張って情報・処理部隊の盾になる。
シャルナーク、パクノダ、シズクは情報・処理部隊。
フィンクス、フェイタン、フランクリン、ヒソカは戦闘部隊。
コルトピは非戦闘部隊。
マチとボノレノフは多用部隊。
時と場合に応じて行動して貰う。
リアはコルトピと同じ非戦闘部隊だ。
後方からの援護や治療に応じてくれ」
「分かりました」