• テキストサイズ

【HUNTER×HUNTER】漆黒人形〜ドールな薬師〜

第10章 最終試験


しばらく飛行すると目的地に到着した。


「ここが次の試験会場です」


ハンター協会のロゴが入った武道場。


外から見ても、素人目で見ても分かるような頑丈な作り。


その大きな扉を開け、受験者を通す。


その武道場で待っていた人物こそ…。


「よく来たのぉ」


ハンター協会会長、ネテロさんである。


「お主らには挨拶しとこうかの。

ワシがハンター試験審査委員会代表責任者のネテロじゃ。

ちなみにこれから行われる最終試験の試験官でもある」


サラリと次で試験が最後だと明かす。


「ま、試験の説明をするかの。

内容は単純明解、1対1のタイマン勝負じゃ。

この枠組みの中で戦って貰い、その線から1歩でも出た者が落ちる仕組みじゃ。

第1試合はクロロ対シャルナーク。

そして第2試合は、先の戦いで負けた者対テル。

この第2試合で負けた者こそ不合格者じゃ」


「はァ⁉︎納得出来っかよ!

そいつらは2度もチャンスあんのに、なんで俺は1度なんだよっ」


そう。


クロロさんやシャルは負けても次がある。


だがこの人は1度負けたら終わりなのだ。
/ 293ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp